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今年も前期と後期行けました。

若冲や蘆雪のワンコ(初公開！)を堪能してきました。ポストカードは一部売り切れていたようだったので前期のうちに買っておいてよかった〜

なかでも動物図押絵貼屏風が良過ぎて…！虎もめっちゃかわいいし、犬もチョコンと感とド正面のカメラ目線がこっち見んな感を醸し出していて悶絶のかわいさだったんだけど、馬と牛の後ろ姿の描写がとても洗練された美しさで見入ってしまった。なめらかでツヤのある毛並みが伝わってきて、かつ筆致はとても潔くて、マジで絵が上手い…！と思った！ツルツルの毛並みが伝わってくるようで思わず触ってみたくなる程でした。虎などは逆にとてもモフモフに描かれていて、対比の表現がすごかったです。あと鹿の脚とか、一筆で一気に描かれてるのに脚の曲線の特徴をほんとによく捉えられていてリアリティがあって、お見事でした。一筆で鹿を描いてる江戸絵画前にも見たことあるけどそれも素晴らしくて、この時代の人は本当にすごいな~と思います

ポストカードには牛も馬も載ってなかったから(正面を向いていないのでそれはそう、)図説買うか迷ったけどウチには物が溢れかえってるので一旦諦めました。府中市美術館の図説はちゃんと出版物として流通されてるので品切れにならない限り本屋でも買えるのが良い。

仙崖の竹虎図もついに見られて良かった〜かわいすぎる。あと綱吉の寒山拾得図、個人的に結構衝撃でした。顔がギャグだった。

絵はやっぱデカいと良いですね。ドデカ涅槃図はそこに在るだけで迫力があって拍手したくなるオーラが出てました。屏風とかも好きなんだけど、デカい絵って見るだけでストレス発散になる気がする。